ソマリア、ランナーが100メートル完走に21秒かかった後、陸上競技椅子を一時停止
[8月3日 ロイター] - ソマリアの青少年・スポーツ大臣は、世界大学競技大会で女子短距離走者が100メートルを完走するのに21秒以上かかったとして、同国陸上競技連盟の会長を停職処分とし、法的措置を開始する予定である。
ナスラ・アブカル・アリは中国で開催された学生競技大会の女子100メートルに並んだが、11秒58を記録した優勝者に10秒以上遅れて最下位に終わった。
ソーシャルメディアで拡散した動画では、フィールドの残りの選手がラインを越える中、トレーニングを受けていない20歳の選手はフレームにすら映らなかった。
モハメド・バーレ・モハムド・スポーツ大臣は、ソマリア国内オリンピック委員会による調査が行われ、アリがスポーツ選手でもランナーでもないことが判明したと述べた。
同大臣は声明で、「ソマリア陸上競技連盟のハディジョ・アデン・ダヒル会長は、国際舞台で権力乱用、縁故主義、国の名を中傷する行為を行ってきた」と述べた。 縁故主義の容疑については詳しく述べなかった。
「これらの調査結果に基づいて、ソマリア国内オリンピック委員会の委員長はカディジョ・アデンを出場停止にするべきである。
「さらに、同省は…ソマリア陸上競技連盟会長とソマリア大学スポーツ協会の改ざんに責任のある人物の両方に対して法的措置を講じる意向を強く表明する。」
同省は、調査の結果、登録されたソマリア大学スポーツ協会が存在しないことも明らかになったと付け加えた。
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